中型のタンクカバーバスには車体のどこかしらに燃料を入れておく容器が必要で、天然ガス(以下:CNG)を燃料とする場合も当然容器が必要となります。ただ、通常の軽油燃料とは違いタンクの形状に自由がなく、充填するには都市ガスなどと同じように円柱型のボンベが必要になります。CNG車が初めて登場した時のバスはツーステップバスが主流であり、床高い分床下のスペースに余裕ができるため床下格納となっていました。しかしやがて低床化によって床の地上高は低くなり、床下スペースの確保が難しくなったことにより屋根の上に搭載されるようになります。 当然ボンベと配管をむき出しで設置する訳にはいかず、保護するためのカバーを被せるわけですが各メーカーや車種で様々な形状があるわけです。西日...2017.06.08 12:14日産ディーゼル