UDの中型路線バス日産ディーゼル(以下:UD)の中型バスであるスペースランナーはRB,JM系とRM系で別れており、それぞれ西日本車体工業製と富士重工業製を架装していました。 1995年の排気ガス規制強化によりKC-世代へとシフトすると同時に路線バスはRMへ統合され、RMにも西工製が登場しました。以降2003年3月の富士重工業撤退まではどちらかが選択できるようになり、富士重工業のバス事業撤退後は当然ながら西工一択となり最終型まで続きます。今回はワンステップでKK-RM以降を揃える、小湊鉄道で撮影する機会を得ることができましたのでボディの移り変わりと共に三世代のRMを紹介していきます。KK-RM252GSN2018.01.02 04:07B(07MC)B-I(96MC)日産ディーゼル
東京都交通局 大型車(未完成)2000年度のG代CNGノンステップを皮切りに東京都交通局へ納入されるようになった西工製バスは、2008年度のS代までその数258両となり都内随所で見かける事ができるようになりました。これらは一部を除き年代ごとに仕様が変わっておりバライティーに富んでいます。今回は現在も活躍する大型車に焦点を当てて紹介していこうと思います。2003年度(L代) KL-UA452KAN改富士重工のバスボデー撤退後に導入されることとなったため、自動的に西工製となりました。G代 H代 K代とRM JPといった中型で既に西工製バスは存在していたものの、大型車はこれが初となりました。2017.11.27 09:36基礎知識B-I(96MC)日産ディーゼル
西武バス KL-UA272KAMUA460から富士重で導入が続いていた日デのフルフラットノンステップが2003年、ついに西工製でも登場しました。この西工製UA272(Nタイプ)は2回に分けて計10台が導入されましたが、並行してUA452(Gタイプ)も導入されており結果的にUA452へ1本化され、それ以降導入されることはありませんでした。西工UA272の納入先としては京都市交通局に続き2社目です。また東日本では唯一の納入例でした。 2015年に全車退役し、鹿児島交通へ移籍しています。型式には全車「改」がつきます。2017.05.05 18:43B-I(96MC)日産ディーゼル
西武バス KL-UA452KAN(CNG)西武バスでは2001年から2006年まで、年によって導入数にばらつきがあるもののCNGの大型路線車を毎年導入していました。2001年から2003年までは富士重で、2004年以降は富士重の撤退により自動的に西工になりました。西武バスは地域によって細かく仕様を分けており、西工でも当然様々な仕様で納入されています。CNG車では合計9台6形態が導入され、活躍していましたが2017年3月に全車退役となりました。筆者は残念ながらすべてを撮影することはできませんでしたので、本稿では4台を紹介していきます。2017.05.05 17:57B-I(96MC)日産ディーゼル
1台限りのV8日産ディーゼルが1995年から2000年にかけて販売した平成6年排気ガス規制適合のUA521系はV8エンジンであるRF8型を搭載した高出力車です。販売数はそれほど多くなく、40台あるかないか程度ですが、ほとんどが富士重工のR17型(7E,8E)で西工製がいるという話はほとんど聴きません。というのも、実はUA521系を架装した西工車はこの世に3台しか存在しておらず、その内2台は医療防疫車や移動教室車など特殊なものであるためです。では残りの1台はなんなのか。それが本項で紹介する車両です。2017.05.04 18:42B-I(96MC)日産ディーゼル