B型のタイプII 関東自動車編日デ中型ロングのJPシリーズには様々なボデーバリエーションが用意されていましたが、その中でも当時の京王帝都電鉄へ納入されたB型は異彩を放っていました。これはB型に日デオリジナルスタイル(西工SR)のバンパーをつけたもので、マニアの間では「京王顔」と呼ばれ親しまれているものです。正式な名称は58MC「Bスタイル タイプII」当初、京王帝都電鉄向けの専用仕様でしたが、後にカタログに掲載され他社でも選択可能となり、京王以外では1996年に大阪の水間鉄道と大川自動車。1997年(96年度)に横浜市交通局がKC-JPで納入されています。また、中型のRMでもごく少数納入されており、神戸電鉄(当時)と大阪市交通局が該当します。余談ですが、当時の京...2017.05.27 19:01B(58MC)日産ディーゼル
西武バス KL-UA272KAMUA460から富士重で導入が続いていた日デのフルフラットノンステップが2003年、ついに西工製でも登場しました。この西工製UA272(Nタイプ)は2回に分けて計10台が導入されましたが、並行してUA452(Gタイプ)も導入されており結果的にUA452へ1本化され、それ以降導入されることはありませんでした。西工UA272の納入先としては京都市交通局に続き2社目です。また東日本では唯一の納入例でした。 2015年に全車退役し、鹿児島交通へ移籍しています。型式には全車「改」がつきます。2017.05.05 18:43B-I(96MC)日産ディーゼル
西武バス KL-UA452KAN(CNG)西武バスでは2001年から2006年まで、年によって導入数にばらつきがあるもののCNGの大型路線車を毎年導入していました。2001年から2003年までは富士重で、2004年以降は富士重の撤退により自動的に西工になりました。西武バスは地域によって細かく仕様を分けており、西工でも当然様々な仕様で納入されています。CNG車では合計9台6形態が導入され、活躍していましたが2017年3月に全車退役となりました。筆者は残念ながらすべてを撮影することはできませんでしたので、本稿では4台を紹介していきます。2017.05.05 17:57B-I(96MC)日産ディーゼル
1台限りのV8日産ディーゼルが1995年から2000年にかけて販売した平成6年排気ガス規制適合のUA521系はV8エンジンであるRF8型を搭載した高出力車です。販売数はそれほど多くなく、40台あるかないか程度ですが、ほとんどが富士重工のR17型(7E,8E)で西工製がいるという話はほとんど聴きません。というのも、実はUA521系を架装した西工車はこの世に3台しか存在しておらず、その内2台は医療防疫車や移動教室車など特殊なものであるためです。では残りの1台はなんなのか。それが本項で紹介する車両です。2017.05.04 18:42B-I(96MC)日産ディーゼル